第10回 こども陶芸展

<総評>審査委員長・南 泉(陶芸作家)

「第10回こども陶芸展inびえい」は、道内210点、 道外42点、 全作品で252点の応募がありました。

まだコロナの影響が残っている中でしたが、多くのこども達に参加していただきました。 こども陶芸展を始めたばかりの頃は、カップやお皿など機能を 持つ作品が多く見られました。

回数を重ねるごとに、陶芸のイメージが食器ばかりではなく、自分の夢や想像を形にしたり、食器制作では家族団欒の暖かさが伝わるような作品に移行してきました。

作品名もストーリー性のある題名になり、作ったものを出品するだけではなく、見られること・見てもらうことを楽しむようになってきました。 ますます、これからのこども達の作品が楽しみです。 参加してくださったこども達、こども達を支えてくださった保護者関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

そして、こども陶芸展inびえいに、 ご後援・ご協力・ご協賛してくださった皆様、造形集団かまぐれメンバー、重ねてお礼を申し上げます。 ここに10周年を迎えましたこと、大変感謝申し上げます。