第4回 こども陶芸展

<総評>審査委員長・南 泉(陶芸作家)

第4回を迎えた「こども陶芸展 in びえい」は、町内はもとより道内外の多くの地域から、昨年より33点多い総数297点の応募出品となり、たいへん盛り上がった審査会となりました。
審査員による丹念な審査を行い、受賞作品50点を選抜いたしました。
身の回りの出来事を形にしたり、想像上の造形物など作品のテーマがあり、ユニークな作品が見られました。
また、技術的に粘土の扱いがとても上手で、焼成の仕方も色々とあり、粘土に施す装飾の工夫も多くありました。
粘土がどのように変化するかコツを掴み、表現したいことと、形に現れることとが近づいているように思いました。指導される先生役地域性が反映され、こどもたちの大きな成長が感じられます。